レスポンシブデザインのメリットとは?
「レスポンシブデザイン」をご存知でしょうか。
PCやスマートフォンなど、画面幅が異なる各デバイスに対して、それぞれ最適な大きさでWEBページを表示させる方法を「レスポンシブデザイン」と言います。
スマートフォンでWEBサイトを見て、ページを拡大した経験はありませんか。それはレスポンシブ化されていない、PCユーザー用に作られたWEBサイトが表示されたからです。レスポンシブ化されていないサイトは、スマートフォンユーザーにとっては使いづらく、そのWEBサイトを離れてしまう原因の1つとなります。
ここで、総務省が発表しているスマートフォンユーザーの推移を見てみましょう。
平成27年のスマートフォン普及率は72.0%であり、スマートフォンユーザーは年々増加傾向にあります。つまり、スマートフォンユーザーが増え続ける現代において、WEBサイトのレスポンシブ化は必須と言えるでしょう。
では、今回は「まだレスポンシブ化をしていない」、「今からWEBサイトのリニューアルを考えている」という方に、「そもそもレスポンシブ化をすることでどのようなメリットがあるのか」をご紹介します。
●あらゆるデバイスのユーザーに最適表示を実現
レスポンシブ対応したWEBサイトは、PC、タブレット、スマートフォンなど様々な画面幅に合わせてページを表示してくれます。ユーザーは、どのデバイスで見ても適切なサイズで表示されるため、ストレスなくページを閲覧することができます。つまり、ユーザーが「見づらい」と感じてページから離脱してしまうことを防ぐことができます。
●管理が簡単になる
今までは、PCユーザーに対してはPC用サイトを、スマートフォンユーザーに対してはスマートフォン用サイトをそれぞれ作る必要がありました。しかも、それぞれのサイトの管理を別々でする必要があったのです。
例えば、会社概要のページに掲載されている情報を変更することになったら、それぞれのサイトで、それぞれ会社概要ページを編集しなければなりませんでした。
しかし、各デバイスに対応して画面幅が組み変わるレスポンシブデザインにすれば、その手間はなくなります。レスポンシブ化をしたWEBサイトを修正・編集すれば、どのデバイスから見た場合でも更新された状態が表示されるため、サイト管理が非常に容易になるのです。
● 運用コストを省くことができる
前述したように、今まではさまざまなデバイスにそれぞれ対応したサイトを運用する必要がありました。しかし、レスポンシブなら1つのサイトで各デバイスに対応することができ、さらには運用コストもその1つのサイト分のみです。今までそれぞれのデバイスに対応したサイトを運用していた方にとっては、コストを大幅に削減することが可能になるのです。
今回はレスポンシブのメリットについてご紹介しましたが、皆様のサイトはいかがですか。
もしまだレスポンシブ化されていないようでしたら、この機会にぜひ検討してみてください。